井戸水の水質検査は、異常があったときなどに検査する50項目と定期検査の11項目とあります。
・給水(使用)開始前
・水に異常を認めたとき
・前回の50項目検査時から5年を経過したとき
・飲用井戸等の周辺環境が大きく変化したとき
上記のときは、50項目の検査を実施することになります。
・井戸水を利用している場合は、1年以内ごとに1回、定期検査を実施することになります。
【水質検査11項目】
① 一般細菌
② 大腸菌
③ 硝酸態窒素および亜硝酸態窒素
④ 塩化物イオン
⑤ 有機物(全有機炭素(TOC)の量)
⑥ pH値
⑦ 味
⑧ 臭気
⑨ 色度
⑩ 濁度
⑪ 鉄
その他 周辺の水質状況等から必要となる項目
・井戸や受水槽、その周辺を清潔にしましょう、
・みだりに人や動物が近づかないようにしましょう。
・定期的に味や臭い、色や濁りを確認しましょう
・1年に1度は水道法に準じた水質検査をしましょう。
※異常を感じた場合には、飲用を中止し、保健所までご相談下さい。
地域によってさまざまですが、近年では、有害化学物質による地下水汚染が広がっており、地下水の水質は年々悪くなる傾向にあります。今は水質に問題がない場合でも、汚染されるおそれもあります。
水質検査を行った上で、浄水器の設置をおすすめします。